地下室を作る費用はどれくらい?かかった費用を項目別に解説します

地下室が欲しいとは思うけど、高額な印象があるなぁ

地下室を作るのにかかる費用なんて想像できない
いったいどれくらいのかかるんだろう?

さまざまな理由で地下室が欲しいとは思っても
いざ作ると考えると、
どうしても問題になるのは費用ですよね
地下室への憧れはあっても高額で手が出ない
そんな方も少なくないと思います

事実として地上階を作るよりも高額な費用はかかります
では、どれくらいの費用がかかるのか?

私は10年間地下室のある家に住んでいます
自宅の地下室を作る際、詳細な見積もりをお願いしました
その時の見積もりを元に解説します

この記事には

地下室を作った時にどれくらいの費用がかかったのかが書かれています

この記事を読むと

地下室を作る際にかかる費用とその内訳が分かります

地下室を作るためにかかった費用

私が地下室を作るためにかかった費用は
4,375,375円
でした

ただし、この金額に含まれていない機器等がありますので、おおよそ
5,000,000円
と考えられます

補足

含まれていないのは、
エアコンや一部の防音扉などで見積もりの資料に記載がなかったものです

地下室を作る費用の内訳は

  • コンクリート工事
    2,551,825円
  • 電気工事
    281,100円
  • 大工工事
    965,970円
  • 防水工事
    576,480円

でした

どうしてこの金額なのかについて、詳細を説明します

業者を決めるまでの経緯

以前から地下室のある家が欲しかったので
たくさんのハウスメーカーに行きました

そこで話を聞くと、
到底作ることのできない金額でした

実は地下室を作ることを一度諦めています

地下室を作ることができたのは、
地元の工務店に頼んだ
からです

私の自宅は丘を削って作った住宅地にあります

地元の工務店の方は、その大規模な開発当時もことも知っていて
あの土地は水は出ないし土も頑丈
と断言してくれました

なので、
私は地下を掘る前に地下水の調査をしていません
費用が比較的低く抑えられているのは、
このことも一つの理由です

当然、お勧めしません

万が一大量の水が出たら工事ができない
もしくはできたとしても、湿度の高い部屋になる
ことが考えられます

しかし、
そのおかげで地下室を作ることができる金額になりました

工法による費用の差

地下室を作る際の工事は、
業者によって工法が違います

工法が違えば、当然金額が異なります
単に費用が低く抑えられれば良いというわけではありません

例えば、

土留め
地面に穴をあけた際、土が崩れるのを防ぐ構造物です
土留は調べると業者によって特徴があります
防水
防水技術にも業者によって特徴があり、どの工法にも高い防水能力があります

金額だけではなく、実績や説明に納得できる業者・工法を選ぶべきです

土地によって費用が変わる

地下室を作る土地によってかかる費用は大きく変わります

水が出る土地であれば防水対策に費用がかかりますし、
重機が入れない場所では人力作業が増えるので人件費がかかります

水が来ない土地の探し方の時と同様に
費用面についても、
土地の情報を事前によく調べておく必要があります

地下室にかかった費用

500万円でできた理由

私の家の地下室が500万円でできたのには
いくつか理由があります

地下水調査をしていない
地元の職人さんの見解を信じたことと、地下水の調査せずに施工にあたってくれた職人さんのおかげです
若干賭けの要素もあったのでお勧めしません
土地の前に太い道路がある
重機の出入りになんの問題もない土地なので、余分な作業もそれに伴う人件費もかかりませんでした
おそらく単価が低い
これは、自信をもって言えることではないです
いくつかのハウスメーカーにも話を聞いて感じたことですが、
地元の工務店の方が一つひとつの作業の費用を詳細に示してくれましたし
おそらく単価が低かったです
大手のハウスメーカーはサービス、実績ともに申し分ないと思いますが、
地元の工務店を調べてみることもお勧めします

地下室だからかかった費用

かかった費用の詳細のうち
地下室特有の費用

掘削関係
掘削105㎥:283,500円
掘削土運搬49㎥:93,100円
埋め戻し
埋め戻し49㎥:161,700円
埋め戻し運搬49㎥:93,100円
残土処分
54㎥:207,900円
土留め
23㎡:119,600円
防水加工
パラテックスBー2工法
外部壁62㎡:297,600円
内部壁43㎡:206,400円
内部床15.1㎡:72,480円
その他
エアコン用ドレンポンプキット:エアコンから出るドレン水を地上に汲み上げる
防音ダクト:地下室を防音室にするために換気扇のダクトは防音仕様のもの

この他には地上部分に家を作るのと大きく変わるものはないです

合計で、
1,535,380円
これが私の家で地下室を作るためにかかった実質的な追加費用です

まとめ

私が地下室を作るためにかかった費用は、
約500万円でした

頼んだ業者は、大手のハウスメーカーではなく
地元の工務店です

地下室を作る費用は、
工法や土地の場所によって変わります

私の家の地下室が500万円でできた理由は、
地下水調査をしていないこと土地の前に太い道路があったこと
おそらく地元の工務店の単価が安かったこと
です

地下室を作るための実質的な追加費用は、
1,535,380円でした

以上で、この記事を終わりにします

この記事が、地下室が欲しい、地下室に興味がある方の参考になればと思います

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